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00011 お〜い!日光写真…。(編集部)
ガラスの額がついた紙の箱と、その中に黒いビニールに包まれた印画紙、それに、薄い透明のフィルムに白黒反転で描かれたマンガのヒーロー等が数枚収められていた。
印画紙に、ヒーローが描かれたフィルムを重ね、ガラスの額で押え太陽光線に数分当てる。時間と共に印画紙にはフィルムとは逆の明暗で画像が色づきはじめ、日光写真が出来上がる。

「お〜い!、日光写真」君は何処に姿を消したのだろう……?
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00010 40数年の時を埋めた「修学旅行をたどる旅」…。(編集部)
何年か前の高校の同窓会で、「もう一度、修学旅行で訪れた場所に行ってみないか…?」という話になり、何人かの賛同があった。
誰もが高校を卒業して40数年。そろそろ全員が還暦を迎える年齢になった。
子育てを一段落させた者も居れば、介護に忙しいものも居る。
早期に退職し一線を退いているものも居れば、目前に定年を控えているものも居る。しかし、誰もに共通して言える事は…若干の程度の差はあれど、
「それぞれが60年の人生の重みを間違いなく背負って生きてきた」と言う事実だろう。
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00009 あの時の色… あの時の匂い…。(編集部)
何の前触れもなくフッと蘇った風景は、妙に懐かしい感覚で私を包んだ。
しばらく私は、それが何処なのか?を考えていた。
確かに見たことがある風景だったが、その時の私には思い出せなかった。
夢の中で見た景色だったのだろうか?それとも…
僅かだったが、風景と混じりあうように、
鼻先をくすぐる擦れたような匂いも嗅いだ…。
確かに見たのだ!確かにその匂いを嗅いだのだ!
…そんな気がした。
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00008 氷まんじゅうとポンセン、たこ焼き…(編集部)
最近、人と顔をあわせたり電話に出る度に口をついて出てくる言葉は
「暑いなぁ〜。何でこんなに暑いんやぁ〜。」
毎回同じ言葉しか出てこない。
夏は暑いものだが、今年はかなり事情が違う。
本当に身体中が茹だっている。
好きなアウトドアでのお遊びも、この暑さではカラダにコタエル!
残念ながら、今年の夏はちょっとオアズケだ。

肌を撫でる秋風が恋しい昨今である。続きを読む

00007 少年時代の昆虫たち…(編集部)
チンチン電車の線路沿いに細い道がある。
人ひとりがやっと通れる幅しかない。
この道は、単なる抜け道のために作られた道ではない。列記とした生活道路である。
私は、この道を買い物に行く母に連れられ、日に何度も往復していた。
その道は、少し行くと直に倍ほどに広くなった。その広くなったところに夏みかんの木が生えていた。もちろんその夏みかんの木は人の庭に植えられているモノだが、竹垣一つを隔てて道に面していた。
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00006 あの夏の日…「風の贈り物」…(編集部)
00006風私がその風に出会ったのは、小学校2〜3年の頃だから昭和30年代半ばの夏休みだった。

まだクーラーなどと言う代物は一部のお金持ちの応接間に設置されていたぐらいで、多くの家にはクーラーどころか扇風機も無いのが常だった。
それでも、今ほど道路がアスファルトで覆われることもなく、至る所が埃っぽい地道であったためか、夏といえども今ほど蒸せ返るような暑さは感じなかったように思う。続きを読む


00005 過ぎ行く時の行間ものがたり…(編集部)
荷物を整理していて、父が生前に一時勤めていた企業の会報が出てきた。

昭和55年5月発行で第43号と記された表紙をめくってみると、
「山の随想 八ケ岳へ」というタイトルの父の随筆が掲載されていた。
山好きの父が自分の経験を原稿用紙に綴っていたのは小学生だった私も知っており、時折、会報に掲載されていたのも承知していたが、どうやらこの会報への掲載が最終稿のようだ。文頭に(故)の文字が入っているので、父の他界後の発行らしい。続きを読む


00004 雑木林の贈り物…(編集部)
高速道路を運転しながら、車窓に横たわる六甲を指差して某氏が言った。

「こうやって山を見てたら、樹が一杯あって自然に囲まれてるように見えるけど、あれは全部杉や檜の樹なんや。
言うたら商売の樹やから自然とは違うんや。
それを皆は自然や自然が残ってる言うてるけどなぁ……
本当は死んだ森や…」
私も大きくうなづいた。続きを読む

00003 おーい、ヤンマ…(編集部)
子供の遊びでも厳格なルールが存在した。
最初にヤンマを見つけた者は、必ず「来た!来た!」と全員に知らせなければならない。こっそり抜け駆けでもしようものなら全員から罵られ、確実に明日から友達は居なくなった。

それが厭だから、誰もがルールを守った。
当時の子供の世界にもイジメはあったが、
今日のように自殺は存在しなかった。
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00002 旅情を掻き立てた「にほんのうた」シリーズ…(編集部)
ディスカバー・ジャパンのキャンペーンが始まった頃、
音楽界でも大きな動きがありました。

脚本家・作詞家・タレントなど数多くの肩書きを持つ「永六輔」氏が作詞を担当し、作曲家「いずみたく」氏(1992年、62歳で没)が曲を書き、男性4人組のコーラスグループ「デュークエイセス」が唄った「にほんのうた」シリーズのヒットが更なる旅ブームを巻き起こす起爆剤ともなった事に間違いは無いでしょう。続きを読む


00001 旅行のプラン立ては楽しい…(編集部)
旅行は本当に楽しいですね。
広大な自然の中での深呼吸!美味しい空気を吸うだけで普段の疲れなど吹き飛んでしましますし、人生を一回りも二回りも大きくしてくれます。
今やテレビのチャンネルを廻せば(表現が古いですね。歳がバレそうですが...今はチャンネルは押す時代でしょうか)どこかで旅行番組をしています。空前の温泉ブームなんだそうで、40年振りの大ブームを巻き起こしているようです。40年程前といえば1970年代。あの大阪万博で日本中が賑やかだった様子を思い起こします。続きを読む


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