No. 00039 緯度:35度 73分 経度:135度 09分
【京都府】 冬に日本海へ…幻のカニを求めて「間人カニ」満喫の旅

今年の3月の誕生日に、カニを食べたいと思い、ネットでいろいろ調べたところ「間人ガニ」が幻のカニと呼ばれていることを知った。

幻と言われるだけに1泊2食付きでは大人一人6万〜10万ぐらいのオネダン。半分あきらめかけたところ、シニア向けで半分の量で間人ガニが満喫できる4万円弱のコースがあるという。
2人で1杯のカニを「茹でカニ」「刺身」「焼が二」「しゃぶしゃぶ」「雑炊」までいただける。
『贅沢だが1回ぐらい良いだろう…』と、願っても無い嬉しい誕生日プレゼントとなった。

幻と言われる間人ガニ 漁師町「間人(たいざ)」の佇まい
幻と言われる間人ガニ 漁師町「間人(たいざ)」の佇まい

この秋先輩の友人と旅の話をしていると、カニの話になり「間人ガニ」の事を話したところ、「それならば、是非行きたい…」と話がまとまり今回の旅になった。

※この記事は、会員「奈良の江戸っ子」さんからの寄稿に、一部、編集部より加筆いたしました。

日帰り操業で最高の鮮度…幻のブランド「間人ガニ」を味わう!
出石の名物は、この出石そば
出石の名物は、この出石そば
コウノトリの郷
コウノトリの郷
コウノトリの餌はアジやフナ
コウノトリの餌はアジやフナ
冬の日本海は風が強く波が高い。男性的な印象が強い!
冬の日本海は風が強く波が高い
男性的な印象が強い!
先ずは出石から
こうのとりの郷へ。


友人を迎えに行って八尾ICから近畿道へ…。吹田から中国道に入り、吉川JCから舞鶴若狭自動車道で福知山ICへと、順調に走っていく。

舞鶴若狭自動車道が現在無料区間でタダ。これも魅力。
福知山ICで下りて426号を出石へ向かう。

途中「但熊」というタマゴ屋に寄ってみる。
道の駅のような風情。
地元の野菜などを販売する店もあり、車がたくさん駐車している。
アベックや家族連れ、やはり日曜日だ。

タマゴかけご飯350円が売りになっているが、行列。1時間以上待つのであきらめる。
店は十数人入ると一杯。テーブルの上にはタマゴが山盛り。次回は必ず。(帰りにまた寄ろう)
出石に入って遅い食事(2時)私のひいきは426号のトンネル前の「一鶴」。これで3度目。
町中と違って、駐車場探しがいらない。新しい店だが、結構美味しい。840円で5皿の皿そば。
追加は140円。また今回も2皿追加した。

出石は何度も来ているので素通りして、「コウノトリの郷」へ。
日曜なので、各地から大型バスが並んでいる。
コウノトリが何羽も網の処に集まっているので行ってみる。
500mmの望遠を抱えているカメラマンが、「これからえさを与えるから」と言っている。
しばらくすると軽トラックが来る。バケツの中には小さいあじ、フナが入っている。
コウノトリが大騒ぎ、先を争って翼を広げて、大きな声で「ぎゃっ」と叫んでいる。
網の中の田んぼのような池にえさを運ぶとたくさん集まってくる。その中にサギが入っている。
この先をコウノトリが威嚇して追い払おうとしている。自然の姿か。
3度目で珍しい光景を見ることが出来た。えさやりは4時頃から始まるようだ。

遅くなったが一路178号線を間人に向かう。
今日の旅館は「昭恋館よ志のや」である。

露天風呂に入って暗くなった海を眺める。
遠くに漁り火が見える。イカ釣りか?
間人は日本海に面したのどかな漁師町
間人は日本海に面した
のどかな漁師町
港には「間人ガニ」が荷揚げされる
港には「間人ガニ」が荷揚げされる
主役はやはり間人ガニ
主役はやはり間人ガニ
このプリプリ感がたまりません!
このプリプリ感がたまりません!
タップリと詰まったかに味噌
タップリと詰まったかに味噌
間人で幻のカニに
しゃぶりつく!


夕食は食事処で掘りごたつ、仕切りがしっかりしている。窓の外には海が眺められる。

運ばれて来た間人ガニはタグ付き!
茹でカニと間人ガニの刺身。イカとぶり、マグロの刺身は小さくなっている。
ツルッと身離れして、甘い。私は2度目だが、友人夫婦は感嘆の声。ご主人はカニエビが大好物なのだ。
殻までしゃぶりながら感激している。とても喜んでくれたのでこちらもうれしい。

たっぷりのカニ味噌をすすり、飲める嫁さんたちはお酒を注文する。

続いて、焼ガ二が登場する。とても香ばしい。また甘さが増している。
最後は鍋。ここの名物は鍋の中にカニ味噌を入れる。すると花が咲いたように広がる。
おちょこに入れてくれる。これは美味しいスープ。その中に野菜を入れ煮詰める。
カニは煮詰めないように言われ、すぐに取り上げる。殻を外して再度鍋にいてると花が咲いたように広がる。
また感嘆の声。
そして雑炊とデザートと続く。

これは間人ガニを二人で1パイ。通常は一人1パイ。我々のようなシニアにはこれで十分。
処によっては間人ガニと通常の冷凍ガニをつけるところがあるが、これは邪道。
食べ比べるのも一考だが、美味しいものを少しいただく方がシニア向け。

朝ご飯にはカレイの干物が肉厚で美味しい。豆腐や卵焼きも美味しい。ついお代わりをしてしまう。
間人の港に行ってみるとちょうど大有丸(昨日タグにあった)が帰ってくるところだったので待ってみる。
こっぺ(セコガニと言ってメスのカニ)を下ろし手足の外れているものを外し、サイズごとに分けている。
なかなか終わらないので、間人ガニは何時?と聞くと、セリは2時からとの事。

待ちきれないのであきらめるが昨日と続いて珍しいものが見られる。

間人漁港では、間人ガニの荷揚げ作業中
■幻の間人ガニ(間人漁港)

荒波の日本海の魚介類は、脂がのって別格の味。そんな地元の盛んが数多く水揚げされるのが間人漁港。中でも「間人ガニ」とブランド化されたズワイガニは幻とまで言われている。
経ヶ岬沖を漁場とするためそんな間人ガニが水揚げされる11月から3月は漁港も活気にあふれ賑わいます。

■間人(たいざ)地名の由来
「間人」と書いて「たいざ」と呼ばれるいわれは、6世紀の末、聖徳太子の生母、穴補部間人皇后(あなほべのはしうどこうごう)は乱を逃れるためここ間人に逃げてこられました。
やがて争いも収まり、大和に帰る時に里の人々のもてなしに感謝して、皇后の名「はいうど」をこの地に与えられましたが、ところが人々は皇后の名を口にするのは恐れ多いと、この地を退座されたことにちなみ「たいざ」と呼ぶようになった…と伝えられている。

丹後半島を一回り、伊根の船宿に寄ってみる…
緯度:35度 67分 経度:135度 28分
178号に沿って北上、南下と丹後半島を一回りし、伊根の船宿を見学。
道の駅から眺めると遠目に船宿が見える。TVで見ているようだ。
町を走ると表は何処にでもある風景。裏側に回ると駐船場が見える。

遅くなったので、笠松公園の天橋立は今回割愛して、舞鶴とれとれセンターへ向かう。
ここで今日は昼食。以前来た時にこの市場の中で、店で買った魚を食べながら宴会をしている。
隣のベンチで座っているアベックに聞いてみる。
「入口の食堂でご飯と味噌汁を300円で分けてもらう。その前に時間がかかるので、魚を見つけ処理を頼む。」のだそうだ。

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「私はこの店(魚磯)が好きなので、ここで生ガキをいただいた」との事。

早速エビ、イカ、ホタテ、牡蛎を焼いてもらうように頼み、ご飯を調達。焼鯖も購入。
これを4人で突っつきながらいただく。鯖は脂がのってすごく美味しい。
私は牡蛎もホタテもあまり好きではないが、これは美味しかった。
全員満足の昼食。これは旅行者には教えてあげたい。

土日は駐車場も満車でなかなか駐めることは出来ないが時間をずらして行ってみよう。
そして舞鶴若狭自動車道で帰路につく。
中国道と近畿道の料金だけで安くついた。
また来年!間人ガニを満喫する旅に行こう。
伊根の水面は、深い入り江で波が静かだ 海のガレージのように住居下に船が入る 海に面して間口が開き、表裏に玄関がある
伊根の水面は、深い入り江で波が静かだ 海のガレージのように住居下に船が入る 海に面して間口が開き、表裏に玄関がある

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