No. 00003 北緯:34度 80分 東経:135度 24分
【兵庫県】

関西の奥座敷…有馬温泉六甲山のふところに抱かれた有馬温泉は日本の三大古泉に数えられている。
宿泊してのんびりと温泉に浸かるのも良し、日帰りで気軽に外湯を楽しむのも良いものだろう。
(写真は有馬温泉街)

有馬温泉散策には便利なループバス(1回100円・所要時間約30分)がある。
バスを利用するも良し、自由気ままに散策するのも良い。
日帰りでも入浴できる公共の外湯として「金の湯」、「銀の湯」と「太閤の湯殿館」があり、「金の湯」横には無料で楽しめる「足湯」もある。
泉質:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉)、炭酸泉、ラジウム泉
取材班も、起伏のある坂道を歩き回り心地よい汗を、温泉ですっきりさっぱりして帰って来ました。

関西の奥座敷……有馬温泉
六甲山のふところに抱かれた有馬温泉は日本の三大古泉に数えられている。
宿泊してのんびりと温泉に浸かるのも良し、日帰りで気軽に外湯を楽しむのも良いものだろう。
今回は大阪梅田から阪急バスを利用して日帰りの温泉めぐりを楽しむ事にした。

阪急バスでは1日13往復のバスの便を運行しており、特急バスを利用すれば、大阪梅田からわずか1時間足らずで有馬温泉へ到着する。
窓の外の景色を眺めながらパンフレットに目を通しているうちに、神戸電鉄有馬温泉駅前から湯けむり広場を経て太閤通からバスターミナルへ到着。

有馬温泉散策には便利なループバス(1回100円・所要時間約30分)がある。
バスを利用するも良し、自由気ままに散策するのも良い。
今回はてくてく歩きながら外湯めぐりと坂の寺町界隈を散策してみた。

有馬温泉の玄関口である有馬川から太閤通の辺りは観光ホテルや旅館が立ち並んでいる現代的な温泉街である。
メインの通りから中に入るとがらっと雰囲気が変わる。
少し歩くと1つ目の外湯「金の湯」があるので、さっそく入浴してみることにした。
金の湯には有馬の伝統工芸に用いられる竹をイメージした浴室「一の湯」、瑞宝寺公園のもみじをイメージした浴室「二のゆ」がある。金泉(茶褐色の湯)が楽しめる外湯で、かつて「有馬本温泉・有馬温泉会館・有馬温泉浴場」と呼ばれていたそうだ。
効能は冷え性、腰痛、筋・関節痛、末梢血行障害、感染性皮膚疾患や慢性湿しん各種アレルギー性皮膚疾患、慢性湿しん、じんましん、傷・やけどに効果があるといわれている。
また、金の湯入口横には無料の足湯、太閤の飲泉場が設けられており、多くの人で賑っている。

金の湯でサッパリ汗を流し、また界隈を散策する。
金の湯から更にその奥へと進むと湯本坂へとさしかかる。
この辺りは細い石畳の坂道で両脇には有馬名産炭酸煎餅で人気の三津森本舗や松茸昆布など佃煮の老舗の川上商店といった土産物の店が並ぶと同時に昔ながらの民家も同居する何とも風情のある町並みである。

炭酸煎餅は明治40年、有馬に湧き出る炭酸水に目を付け、小麦粉を炭酸水で溶かし、砂糖と塩で味付して焼き上げ有馬名物として誕生した。素朴な味ではあるが、気温、湿度により微妙に味が変化するそうで、味調整には職人の腕が物を言う。
佃煮の老舗、川上商店の歴史は古く室町時代からの創業で、今も当時の製法が守り継がれている。自然の素材の風味が活きた様々な佃煮が味わい深い。

更に石畳の坂道を登り、富田生肉店の角を右へ曲がり少し歩くと、竹芸の「有馬籠くつわ」がある。
昔、豊臣秀吉と共に有馬を訪れた千利休に求められ、茶道具を作ったといわれている。
有馬の伝統竹芸「有馬籠」を製造・販売している唯一の店である。店先では竹の特徴のしなやかさを生かして編み上げる見事な手さばきを見ることができる。
また、竹や竹芸の話も聞かせてもらえるのは嬉しい限りだ。
日帰り入浴が楽しめる有馬温泉外湯
「金の湯」(金泉)と玄関横の足湯
町屋の佇まいが残る「湯本坂」
特産品店や民家が密集
湯本坂にある土産物店
店舗横に佇む古いポストは人気者

竹芸「有馬籠くつわ」で製造実演を見たあと、暫く歩いて右に曲がるともう一つの外湯の「銀の湯」がある。
この辺りは極楽寺、温泉寺、念仏時などが立ち並ぶ、いわゆる寺町で観光客で何時も賑っている。秋の紅葉の頃はまた格別の風景が楽しめそうである。

「銀の湯」は2001年9月に有馬温泉の新しい外湯として神戸市が建てたものである。金、銀の順では無く、この「銀の湯」が約1年ほど先に建てられ、「金の湯」は2002年の12月に同じく神戸市によって建てられている。

「銀の湯」は銀泉と呼ばれる無色透明な湯で、炭酸泉・ラジウム泉を利用した外湯である。
効能は神経痛、皮膚病、関節痛、五十肩、うちみ、疲労回復、筋肉痛、冷え性、慢性消化器病 などに効果があると言われている。
浴室は1つで、太閤さんのはいった岩風呂をイメージした浴室と蒸し風呂をイメージした蒸気式サウナがある。
その昔・・・太閤秀吉やねねの方もここ有馬の名湯で身体と心をいやしたのだろうか・・・

銀の湯の庭には、沙羅の花(夏椿)が植えられているので、毎年6月頃にはその可憐な姿を楽しむことが出来る。
沙羅樹は一日で散るところから無常を感じる花とされていいるそうだ。 お湯に癒され花を愛でる・・・何とも幸せなひと時である。
因みに入浴料金だが、金の湯は大人650円。銀の湯が550円。2館に入湯すれば1,200円かかることになる。
が、ここでお得なチケット情報を紹介しよう。
セットで買えば特するチケット。
2館券・・・金の湯、銀の湯の2館を楽しむセット券で、850円。発行日から1年間有効なのも嬉しいものだ。
3館券・・・金の湯、銀の湯に更に太閤の湯殿館(200円)を加えたセット券。3館で1,400円が1,000円とかなりお得である。
この他にそれぞれの施設の11枚綴りの回数券も販売されており、回数券については有効期限は無しである。
また、家族連れやグループにぴったりの貸し部屋休憩2時間と金の湯、銀の湯2館入浴セットというものもある。

この休憩と入浴のセットは、1室の利用人数で料金が異なる。1室2人の場合、1人1,100円。4人ならば1人800円。6人で利用すれば1人700円はかなりの破格!
本当にグループや家族連れにはもってこいのプランではないだろうか・・・

ゆっくり温泉に宿泊できなくても、日帰りで外湯めぐりを楽しむことが出来る有馬温泉。遠いと感じていた方も、こうしてみれば意外と近く、気楽に出かけられる所だと言うことがおわかり頂けたのではないだろうか・・・

我々も銀の湯でゆったりと身体を癒し、温泉饅頭と炭酸煎餅を手に阪急バスで帰途につくことになった。
古い木造のホテル花小宿
木のぬくもりが優しい
日帰り入浴が楽しめる有馬温泉外湯
「銀の湯」(銀泉)
二級河川 有間川の橋の袂に立つ
「ねねの像」

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